剱岳の源次郎尾根、このところ人気なのですかね?

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pan********さん
2020/09/04 02:26

剱岳の源次郎尾根、このところ人気なのですかね?

ここでも二回ほど質問が出ていました。 剱岳には源次郎のほか、八ッ峰、剱尾根という顕著な三つの岩稜があります。ダイナミックで楽しいのは八ッ峰、難しさで剱尾根。それに比べ、技術的に容易で時間も労力も少なくてすむ源次郎の魅力は、やはり本峰に直接突き上げるところでしょうかね。それならば、平蔵谷側南壁や長治郎谷側北壁がもう少し登られても良いような気がするのですが…。 合宿では、新人は源次郎からというのがお決まりでした。八ッ峰は賑わっているのに、こちらは比較的静か。剱尾根が閑散としていたのは、既に開拓が終わった時期というのもありますが、小窓尾根を乗越すなどアプローチの長さと、裏口イメージでしょうね。室堂がアルペンルートのターミナルになっているせいで、剱沢側が表のように思われがちですが、剱の表玄関は本来は馬場島のはず。ま、あちらには立山、それにダムもありますから…。 登った、登りたいをまじえて、みなさんは源次郎、八ッ峰、剱尾根のうち、どれが好きですか?

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mic********さん
2020/09/05 09:16

毛勝からの北方稜線も良いものだと思いますよ。


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mm9********さん
2020/09/04 13:37

パンダさんこんばんは。 やはり易しいルートと、やや達成感のあるルートが賑わっていますよね。体力面含めて、経験豊富な年長者が入門者を連れて行きやすいからでしょうか。 私の師匠は年長過ぎてもう山には行ってくれないので、私がリーダーで後輩を連れて行く立場なんですけど、やはり行くなら源次郎かなと思います。山頂にダイレクトに突き上げるルートはギャラリーが大勢居るから嬉しい、なんて人もいますよね。←心当たりある人いるはず(笑) 八ツ峰の方が見栄えも良くて楽しそうですけど、間違いなく登れるであろうルートが限られる事から、もし取り付きを間違えて途中で詰まったらどうしよう?同じV級でもフェイスとクラックじゃ全く違うし…なんて心配ばかりで行けていません。剱尾根はまだ見えてきません。 冒険は好きなんですけどねぇ。人生で殆ど怪我をしたことが無いほどものすごく慎重派なもんで全然進みません。という事で希望も込めて八ツ峰で!

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pan********
2020/09/05 00:20

たしかに、八ッ峰は源次郎の二倍時間がかかりますからね。剱尾根は、それ一本で完結してしまうというか、ベースを張って、今日はここ、明日はあっち…というのは難しいし、アプローチでそれなりに削られますからね。昔は三ノ窓にテント張ったりして三ノ窓族とか呼ばれたものですが、今のご時世、そうもいきませんし。 源次郎を登ると、剱の山頂で一般コースから来た人に「すごーい」とかいわれ、ちょっとだけ「へへっ」という気持ちを隠して「いやー、たいしたことないですよー」なんてね…、見透かれてましたか。ま、それも新人をその気にさせる一要素ですしね。 Ⅱ峰を懸垂下降でなくクライムダウンしちゃう(らしい)自称アルパインクライマーもいるようですが、そんな例、私は見たことないなぁ。半世紀以上前か?


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pkn********さん
2020/09/04 10:39

持ち味が全く異なるので甲乙つけがたいのですが・・・・ Ⅵ峰のフェース群も含めてやっぱり八ッ峰でしょうか・・・・

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pan********
2020/09/04 20:31

やっぱり八ッ峰は華がありますよね。チンネや三ノ窓を間近に眺められるのがうれしいところ。剱尾根は、中央ルンゼとかドームの登攀、それに剱の西面を望めるという点は良いのですが、下部のブッシュがちょっとうるさいかな。


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syo********さん
2020/09/04 07:00

剣の源次郎尾根は昔は恐れられた尾根でした。ザイルもきちんと出来ないと行けないと教えられてましたが、今は人気なのですか?登山技術が成長したのですね! 雷鳥平からしか登ったことはないです。黒部ダム側が本玄関なのですか?黒部ダムからじゃかなりアプローチが長いですよね。 すみません、登山屋さんじゃなくワンゲル屋さんなもんで、登山道での標準時間を突破するタイムトライアルしかやってないです。 源次郎尾根をクリア出来たら素晴らしいと思います。

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pan********
2020/09/04 17:06

すみません、書き方が悪かったですね。源次郎尾根は、一般登山道を歩くだけではもの足りなくなった人たちが、もう少し険しさを求めて行くバリエーションルートです。懸垂下降というロープ技術を習得していないと下れない岩場が一箇所ある以外は特に難しくありません。とはいえ、道標や鎖が設置されているわけではなく、もっと困難なルートへの踏み跡が錯綜しているため、それらに引き込まれたりしないよう、また蹴つまずいて転落したりしないよう、気をつける必要があります。用具も技術も進歩しましたが、落ちれば、よくて大ケガ、下手すれば死ぬというのは昔から変わりません。初級者が先輩から学びながら登るクライミング入門ルートなのです。 表玄関というのは、扇沢―黒部ダム―黒部平―大観峰―室堂―美女平―立山というアルペンルートが通ったおかげで、関東からでも関西からでも、剱岳を目指す人の多くが室堂から入るようになったという意味です。