プロレスのルール知ってるようでわかりません！

客席を意識してレフェリーが判断します。昭和のプロレスでは選手の格を守る為に明らかに強い選手が反則負けにされたケースは多々ありました。

プロスポーツは、観客がお金を払って試合を観に来ています。 主催団体はチケット代と引き換えに、試合を見せる事で成り立っています。 それ故、簡単に反則負けを乱発する事出来ません。 観客に、試合を見せると言ってチケット代を貰っているのに、中途半端な試合ばかりでは詐欺みたいなモノです。 その為、レフリーには試合をコントロールする事が求められて、強い権限が与えられます。 レフリーは、反則をさせない責務と、悪質だと判断した場合には、反則負けを適用する権限があります。 悪質かどうかが、反則負けの適用の基準となります。 こうした判断基準は、プロレスだけでは無く、サッカーやバスケでも同様のルール適用がされますし、日本の総合格闘技団体では、悪質と判断した場合も罰金が課されるだけで、反則負けになるのは悪質な反則をレフリーの静止を無視して何度も繰り返した場合なんてルールの団体もありました。 プロ野球に至っては、ルール上禁止されている行為を犯しても、罰則を適用しない内規が沢山あります。