ヴィパッサナー瞑想でやることはメタ認知と同じことでしょうか？

それはどちらかというとマインドフルネスです。 ①どのような現象を契機として自己の身・受・心・法（或いは心と体）の分野において生じるのかを刻明に観察します。 ②それに対してどのような反応（思考等）の傾向性があるかを調べます。 ③それの是非と認知の歪みを認識します。 ④その原因を多角的に突き止めて検討します。

そう考えても構わないと思います。 エックハルト・トール著「悟りを開くと人生はシンプルで楽になる」３３頁には、「思考を客観的にながめていると、その行為をしている、『ほんとうの自分』の存在に気づきます」とあります。 つまり、メタ認知している者が、本当の「自分」ということです。このメタ認知している者は、思考を交えず、ただ見ているだけの者です。このメタ認知している者に、アイデンティティーを持つことができれば、それが悟りなのです。 そのためには、徹底して、クセになるくらい、メタ認知を繰り返すことです。すると、ある時、メタ認知している者にアイデンティティーの転換が起きるのです。 これが、ヴィパッサナー瞑想によって悟りを開くことができる原理です。

似てますが・・・ ヴィッパサナー瞑想は色々な面がありますが 一つには 感情や通常の概念を抜きにして物事をありのままに 観れるようにする事だと思います 例 朝家を出ると予想もしない大雨が降ってきました 通常では困ったなー、やだなー、・・・又は 良かった、好きだ、助かった・・・ となりますが ヴィッパサナー瞑想のとらえ方は『只、雨だ』となるように 心を変えていきます そして、雨は只の『水だ』と 何があっても心は穏やか、平静に、なるように 精進していきます